今回は、庭の模様替えの様子をお伝えしたいと思います。
レンガの花壇があったり、砂利が敷いてあったりした庭を、平らにしてブロックを敷こうと思いました。
うちの庭は狭いので、自転車やバイクなどを置くスペースが欲しかったからです。
ただ、レンガ積みの花壇があったり、ガス管が出ていたり、砂利が敷いてあったりして、なかなか手を付けるのをためらっていたのですが、年末年始の休みを利用して頑張ろうと決めました。
施工の広さとしては大体7平米くらいです。
砂利敷きの庭にブロックを敷くまでにやること
まずは庭を平らにするところからです。
土をならす
(かなりぐちゃぐちゃでカオスです。)
この写真は既に花壇を破壊してありますが、花壇の中の土を土嚢袋に詰めていきます。
また、段差になっていた写真手前のタイルやコンクリもはつりました。
狭いので大したことないと思いきや、土を袋に入れすぎると重くなるので、意外と多くなりました。最終的に地面を下げたり砂利をどけたりなども含めて30袋以上出ました。
出た土や石はジモティというアプリで、欲しい人に持っていってもらいました。
花壇のレンガも、なるべくキレイに破壊していき、これもジモティで差し上げました。
石やレンガも買うと高いので、もらってくれる人もいるようです。
ただ、どうしても処分できないレンガのガラやタイルなどは出てしまうので、捨て方に困りました。
民間の業者など色々調べた挙句、市のリサイクルセンターが一番簡単で安かった(17.6円/kg)です。
70キロほどだったので、1200円ほどでした。
さて、作業の話に戻ると、砂利が敷いてあったところをクワで掘っていき、土の部分を出していきました。
長年敷いてあった砂利なので、なかなかスコップでは手に負えず、畑で使っている鍬でほぐしながら進めました。
ただ、この砂利は土を均した上に敷いていくのにほとんど使えたので良かったです。
ブロックを敷く準備ができたところで、水勾配を見ながら高さを考えます。
1.5%-2%らしいので、1mで2cmくらい下げるイメージです。
完成の断面としては、上からブロックの厚さ3㎝、その下の砂の下地が2-3cm、その下は砂利で数cm固めておきます。
ですので、仕上がりから8㎝ほどみて土を均していきました。
砂利を敷きならす
下地が柔らかいままだと後で凹んでキレイに敷いたブロックがデコボコになってしまうので、砂利を敷いた後にタンパーで叩いたりして転圧させます。
このようなモノです↓
分かりづらいですが、写真左側に石を敷き詰めて転圧していきました。
庭が狭いので半分ずつ進めて行ったのでこのような形になっています。
しっかりと地面を締固めましょう。
(できれば、ここで防草シートを敷いた方が良さそうですがカットしました)
写真の差分が砂を敷き詰めて埋まる予定です。
(できあがりは砂利の上に砂を敷いてからブロックを敷きます)
砂利を敷いてしっかり転圧し終わったら、砂を敷いていきます。
砂を敷きならす
砂は12袋買ってちょうど良い具合でした。
20キロで200円ちょいなので、2500円ほど。
それと、すき間ができた時のために目地硅砂という更に細かい砂も1袋買いましたがほとんど出番なし。これが20kg 700円ほど。
この砂をキレイに平らにならしていくのは何とも気持ちが良かったです。
私は長めのまっすぐな角材でスーッとならしていきました。
足の踏み場がなかったので、ここも苦労しましたが手前から少しずつブロックを敷き詰めていきました。
ブロックを敷き詰める
砂を平らに敷きならしたら、その上にブロックを敷き詰めていきます。
インターロッキングなども考えましたが、意外と値段が高く、私の場合はスクーターを置くくらいの耐久性でいいので、20cm×20cmで厚さ3cmのブロックにしました。
160枚ほど買い、23000円ほどでした。
数が少なければこうしたモノでも良さそうですね。
結果的には数千円しかインターロッキングと変わらなかったので、どちらが良かったのか。
(余談)インターロッキングのデメリット
ここでインターロッキングとの比較をすると。
インターロッキングの場合、大抵は20cm×10cm(中には10cm×10cmも)なので倍の数が必要になるので、購入してからの移動や施工に時間や手間がかかると思います。
また、数が多くて重かったので2回に分けて買いましたので、近くのホームセンターで購入できる点も選んだポイントの一つです。
また、私が買ったブロックは隙間なく詰めるタイプです。
一方でインターロッキングだと隙間に砂を詰めていくので、そこに雑草が生えることが懸念されます。
と言うのも、ほとんど隙間のないうちのブロックでさえ数本の雑草が生えてきているので、インターロッキングで敷き詰めていたと思うと、更に雑草が生えていたことでしょう。
以上の点がインターロッキングよりブロックの方が良さそうな点として挙げられます。
とまぁ、自分が買ったもので良かったと信じたいだけです。。。
ブロックを敷き詰める際のポイント
さて、ブロックを敷く際は微妙な高さのズレなどを直すのにゴムハンマーを使います。
下が砂で、ブロックをビッシリと詰めていない状態だと砂の逃げ道があるからか叩くだけ動きます。
(写真では分かりませんが、実際は手前から5枚までが少し傾斜していて施工が難しかったです。)
壁際のブロックはグラインダーでカットするために隙間の寸法を測ってブロックをカットします。
私は時間がなかったのでテキトーになり過ぎましたので、皆さんは時間に余裕をもって取り組みましょう。
また、下水マスを切るのもやっつけになってしまい恥ずかしい限りです。
このあと、モルタルで隙間を埋めてみましたが、汚さがバレます。
最後は、壁との隙間などにもモルタルを流し込んで固定することにしました。
砂だとどうしても流れたり動いてしまいそうだったのですが、ぴったり作れば必要ないのかもしれません。
いつの間に夜になっていました。。。
まとめ
整地してから砂利を転圧して、砂を敷きならして、ブロックを敷き詰めて、と1日がかりでした。
最後にかかった費用と反省です。
かかった費用
砂中目:20キロ12袋で2500円ほど
目地硅砂:20kキロ700円
ブロック:20㎝×20㎝160枚で23000円ほど
合計:およそ3万円
人によってはここから砂利だったり、こてだったり、セメントだったり、グラインダーの費用もかかるかもしれません。
振り返り
うちの場合は、庭のスペースが狭く、道路に自転車やバイクなどを停めていた手前、その日に完成させないといけないと焦り、最後はやや雑な作りになってしまいました。
やはり時間に余裕をもって作業をすることが大事だと再確認しました。
家のスペースに余裕がある人なら、ホームセンターで一度に買って、庭のどこかに置いておけて時間も節約でき、何より作業スペースが広々していた方が作業しやすいので私より楽にできることかと思います。
仮に砂をならす前に防草シートを貼ったら雑草対策になったかもしれないのと、砂が入り込まないでデコボコになりづらいかもしれません。
ま、素人にしては上々の出来だと思うので、めでたしめでたし。
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