今回は、新型コロナウイルスに対する情報や考えをまとめるために書きました。
基本的なことを確認して、方向性を決めて自分を安心させるためでもあります。
いつか振り返った時に、こんな時あったなーと早く思いたいです。
新型コロナウイルスとは
「新型コロナウイルス」は風邪の原因となるウイルスでもあるコロナウイルスのひとつということです。
誰でも一度はかかったことのある風邪ですが、その際に「コロナウイルスに感染している」なんて聞いたことがなかったので、知りませんでした。
以前流行った、SARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)もコロナウイルスに含まれます。
参照:新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)
そもそもウイルスとは
(学校で習ったはずですが、忘れていましたので再勉強です。)
ウイルスは細胞を持たないのが特徴です。
細胞とは、生物の最も基本的な構成単位で、小さな部屋のようなものです。
その小さな部屋には壁があり、その中でエネルギーを作っていたり、情報をコピーしたり指示したり、色々な作業が行われています。
しかし、ウイルスはそのような部屋を持ちません。
ですので、ウイルスは自分でエネルギーを作ったり、増幅したりできないので、他の細胞に寄生して生きています。
それ自体では存在できず、生物に感染を繰り返して生き永らえてきたとは不思議ですね。
感染すると、細胞がウイルスに乗っ取られてしまいます。
そうすると、細胞の形・役割が変わってしまったり、細胞が死んでしまったりします。
私たちの身体が一つ一つの細胞からできていると考えると、とても大きなことですね。
新型コロナウイルスの致死率
感染症で一番気になるのが、致死率の高さです。
致死率が高ければ、感染したら死ぬ可能性が高いので、みな恐れます。
逆に低ければ、感染したってどうせ死なないんでしょ、と楽観視できますよね。
さて、新型コロナウイルスの致死率はというと、
中国での初期の致死率の推定値(最大の症例集積研究で2.3%)から,SARS(10%)やMERS(35%)よりは重症度が低いことが示唆されるが,死亡率は年齢とともに上昇する。
MSDマニュアルCOVID-19情報
COVID-19の致死率は0.2%未満
COVID-19の致死率は0.2%未満
0.1%-4%
山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信
年齢や基礎疾患(糖尿病とか呼吸器不全とか)の有無などにより、致死率も左右されるようです。
若い人の死亡例は少ないということも言われています。
新型コロナウイルスの治療について
・支持療法
MSDマニュアルCOVID-19情報
COVID-19の治療は支持療法である。ワクチン,抗ウイルス薬,その他の特異的な治療法はない。
ここが一番、不安を募らせるところですね。
今のところ、有効なワクチンなどがないということです。
ちなみに支持療法とは、ウイルスによる熱などの症状緩和や点滴をしたり、肺炎を起こした場合は人口呼吸器をつけたりするもので、直接的にウイルスをどうにかしようというものではありません。
→ 2022年現在、ワクチンは開発され、日本の8割の方が接種を完了したようです。
「病気になるのを防ぐのに効果的です。COVID-19ワクチンは、重度の病気、入院、死亡の予防に非常に効果的です。」
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/prevent-getting-sick/prevention.html
新型コロナウイルスに対抗するために
では、どうすればいいか。
- 感染拡大の予防
- 免疫力を高める
これらが私たちにできることなのだと思います。
感染が広まらないために、手洗いをしたりマスクをしたり、3密(密集、密接、密室)を避けたりすることを意識して生活する。
免疫力を上がることで、ウイルスに負けない身体をつくるということで、運動、食事、睡眠、笑顔などに意識して取り組む。
しかし、ウイルスに感染しても自分は無症状で済んでいるけど、他の人にうつしてしまう心配もありますよね。
なので、感染拡大の予防に努める必要があるのだと思います。
まとめ
東日本大震災の時の、原発事故の時もそうでしたが、色々な意見や情報があると思いました。
楽観的な意見や慎重な意見。
数字がコントロールされているという情報。
数字が誰かにコントロールされていると考えると、科学的に正しいということも疑えてしまいます。
まだ、新型コロナウイルスが出て来てから半年ほど(2020年6月1日現在)なので、見解が色々と見られたりするということも考えられます。
ですが、日常における適度な感染予防と免疫力を上げる生活は気をつけていきたいです。
適度と書いたのは、予防100%はないからですし、それがストレスになり過ぎると、逆に免疫力を下げるからです。
家の中にいるだけで済むだけの人は大丈夫ですが、やはり外出する必要性もでてきます。
誰かを攻撃することでストレス発散するのは愚かなことですし、人それぞれ考え方や環境が違えば行動も異なるのです。
ですので、自分と違った行動をする人を見たら、私はこう思う、と伝える程度に留めておくことができればいいと思います。
今回の私の記事も、私はこう思う程度のものです。
自分はどう行動するか。自分のために、誰かのために。
早く日常が戻ることを祈りつつ、自分にできることをやりつつ、気持ちは軽く生きていきたいです。
コロナに負けるな。
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