皆さんは、国民年金の追納はしたことがあるでしょうか。
今までに、学生納付特例制度や国民年金保険料免除・納付猶予制度を利用したことがある方は、国民年金の追納ができます。
その際の支払い方法は、ナナコ(nanaco)支払いでクレジットチャージ(リクルートカード使用)するとポイントがガッツリ溜まるのでオトクです。
※nanacoクレジットチャージサービスは2020年3月11日をもってリクルートカードの新規登録が不可に…。すると、今からの人は年金の追納に関してはセブンカードプラスの一択になるかと思います。
詳細はこちらのブログにて↓
それでは、引き続き、国民年期の追納をナナコ(nanaco)支払いでクレジットチャージする内容を説明します。
国民年金の追納とは
実は収入が低い時期や失業した際に国民年金の納付猶予や納付免除を申請することができます。
そして、多くの大学生は、20歳から22歳の2年間は学生納付特例制度を利用したのではないでしょうか。
その納付猶予や免除されていた期間の国民年金を後から納付することを追納と言います。
一応、納付できる期限がありまして、納付猶予を受けてから10年以内とされています。
追納の方法は、まずはお近くの年金事務所で追納の申請を行ってもらいます。
年金事務所での手続き後に、追納申込承認通知書と納付書が自宅に郵送されてくるので、そこから追納していきます。
ただし、申請時に大事なポイントとして、リクルートカードでナナコのクレジットチャージをしてセブンイレブンでの支払いをする場合は、納付書を2か月分毎に分割してもらうことです。その理由は後述します。
下の画像の分割区分の2ヵ月分毎という所に〇をします。
追納する“良い”時期とは
先ほども書きましたが、追納の期限としては、納付猶予を受けてから10年以内です。
追納のタイミングですが、実は、『当時の保険料額に経過期間に応じた加算額が上乗せされますので、お早目の追納をお勧めします。』と日本年金機構は言っています。
加算額を見てみますと、下の表のようになっています。
追納額と加算額(2019年度追納分)
免除を受けた月 | 追納額(1ヵ月) | 当時の保険料(1ヵ月) | 加算額 |
平成21年度の月分 | 15,280円 | 14,660円 | 620円 |
平成22年度の月分 | 15,540円 | 15,100円 | 440円 |
平成23年度の月分 | 15,320円 | 15,020円 | 300円 |
平成24年度の月分 | 15,170円 | 14,980円 | 190円 |
平成25年度の月分 | 15,150円 | 15,040円 | 110円 |
平成26年度の月分 | 15,330円 | 15,250円 | 50円 |
平成27年度の月分 | 15,620円 | 15,590円 | 20円 |
平成28年度の月分 | 16,280円 | 16,260円 | 20円 |
平成29年度の月分 | 16,490円 | 16,490円 | 0円 |
平成30年度の月分 | 16,340円 | 16,340円 | 0円 |
こう見ると、5年前後を経過する前には追納しておきたいですね。
そして、別の考えとしては、所得が増えているであろう10年後に近い方が、所得税控除に多く当てられるので節税には良いかと思います。
所得税率5%の時に支払うより、10%の時に所得税控除に当てた方が2倍違うということですものね。
こんなところまでチェックされている優秀な方は、就職して5年後くらいには所得税率20%とされる収入を得ているかもしれません。
参考までに、課税される所得金額による所得税率を載せておきます。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え 330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円を超え 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円を超え 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円を超え 1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円を超え4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
国民年金のお得な追納方法
追納書を持って支払いができる場所としては、銀行や郵便局、コンビニなどが挙げられます。
国民年金を前納する時のような、口座振替やクレジット納付はできません。
さて、この中の1つに、セブンイレブンでのナナコ支払いがあります。
ナナコポイントは付きませんが、クレジットチャージすればクレジットカードのポイントはちゃんと付くのです。
ここで一番お得なカードがリクルートカードで、1.2%の還元率です。
しかし、チャージに関しては月に3万円までしかポイントが還元されなくなりました。
参考
※2018年4月16日より、ご利用金額の合算で月間30,000円までのご利用分が加算対象となります。
【JCB】 nanaco(ナナコ)、モバイルSuica
【Mastercard(R) / Visa】 nanaco(ナナコ)、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA
※リクルートカードプラスの電子マネーチャージご利用分はポイント加算対象外です
https://point.recruit.co.jp/doc/terms/pointlist13.html
ですので、先に述べたように、追納の際に2か月分毎に、約3万円分ずつ支払うことがリクルートカードのポイントゲットには大事になってきます。
ここで大事な点ですが、集計期間が月ごとではないというところです。
※月間集計期間は毎月16日~翌月15日となります。
https://recruit-card.jp/info/20180316/
ここ要注意です。
私は気づくのが遅れましたが、皆さんは気を付けてくださいね。
ナナコにリクルートカードでチャージした時のポイント還元
単純計算で、年間20万円の追納金があったとして、1.2%のポイントが付くとすると2400ポイント・2400円分溜まります。
デメリットとしては、1か月に1度しか支払いができず、6か月かかるというところです。
そんなのめんどくさいという方は、セブンカードプラスなどのポイント加算のチャージ上限なしのカードにして、すぐに支払うという方法もありだと思います。
セブンカードですと、チャージ上限はないですが溜まるポイントは0.5%になります。
その分オートチャージができたり、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどでのクレジットカードの利用では1%のポイントが付いたりします。
日頃、これらのコンビニやスーパーをよく使う方は、こちらのカードもおススメですね。
少しでもお得に国民年金の追納がしたいという方には、参考になったかと思います。
ちなみに、同じような方法で国民健康保険、自動車税、固定資産税、住民税などの支払いができるので、併せて利用すればドンドンお得にポイントが貯めていけちゃいます。
皆さんも、ナナコ使いになりましょー!
追記。国民年金の追納以外での公共料金や税金の支払い方
国民年金の追納には対応していなかったり、自治体により対応が異なりますが、こちらも還元率が高く、支払い方法も楽なのでおススメです。
年会費実質無料で、MAX還元率3%?!
ナナコとの使い分けがオトクそうですね!
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