還付される税金があることに気が付き、所得税の更正の請求をしてみた件。繰越損失の書き方?も税務署に聞いてみた。

更正の請求書の書き方 Business-仕事
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先日、訳あって、住民税証明書を取り寄せたのですが、ふと、社会保険料控除の金額が少ないことに気が付きました。

社会保険料の支払額が数千円って、おかしくないか…。

ということで、前年度の確定申告の内容を確認すると、唖然。

なんと、年金の支払い額がゼロで申請していました。

んなアホな。

確定申告の書類には、ちゃんと社会保険料控除証明書を添付したのに、記載漏れ。

添付書類には目を通しているはずなのに、納税者が税金を多く払った場合のミスにはスルーするんですね、税務署さんは。)

私は、確定申告ソフトは、マネーフォワード クラウドを使っています。

普段の仕訳作業が、直感的に使えて、素人でも分かりやすいのでおススメです。

今回の原因は、確定申告の際に、ただ単に、ポチっと計算ボタンを押し忘れたのが原因でした。

てか、提出時になんで気づかなかったのか、と自分を責めましたが、この経験をブログにアップしようと思い、気持ちを切り替えました。笑

何と言っても、還付される可能性のある税金があるからです。

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所得税の更正の請求書の書き方について

さて、私が申告漏れに気が付いたのは、確定申告から半年以上経ってからです。

仮に、法定納期限内(大体毎年3月の半ば)であれば、新たに確定申告書を提出すればそれで済む話でした。

しかし、納期限後は、所得税の更正の請求という手続きが必要になります。

更正の請求は、法定申告期限から5年以内であれば可能です。

ちなみに、今回は、納める税金が多かったり、還付される税金が少なかったりした場合なので、更正の請求と言います。逆に納める税金が少なかったり、還付される税金が多かったりした場合は、修正申告と言います。

さて、所得税の更正の請求ですが、基本的には書類を作成して、税務署に提出するだけなので簡単です。

私は、こちらの書類をダウンロードして、手書きしました。

添付書類は、私の場合は、社会保険料控除証明書のコピーだけです。

更正の請求書の書き方は、ネットで色々と落ちている物を拾い集めて調べました。

簡単に書き方を紹介しますと、以下のような感じです。

  • 請求の目的となった申告 → 平成30年度分 確定申告書
  • 申告書を提出した日 → 確定申告を税務署に提出した日付
  • 更正の請求をする理由 → 記載漏れがあり、控除額が過少となっていたため
  • 添付した書類 → 控除証明書のコピー
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繰越損失の記入の仕方について

あとは、確定申告した際の金額を項目ごとに記入していき、横に正しい金額を記入していくだけなのですが、私の場合は、繰越損失がありました。

更正の請求書を見ると、繰越損失の記入欄がない!

どうしたことか。

なぜなら、これを書かないと、課税の所得金額に書いた金額と、それらを合わせた金額の違いの説明がつかないと思ったからです。

そして、ネットで調べても、更正の請求書での繰越損失の書き方については調べられませんでした。

そこで、地元の税務署に電話して、繰越損失の書き方を聞いてみました。

そこでの回答は、こうでした。

繰越損失は記入しないで良い!

あ、それだけか。

向こうが勝手に解釈するということですね。

書かないで良いということで、ネットで検索しても、所得税の更正の請求書での、繰越損失の書き方は出てこなかったのかもしれません。

プチ情報として、書き間違えて訂正したい場合は、二重線で訂正していいとのことでした。

ついでにこの時に、仮想通貨の損益通算の仕方についても簡単に税務署に聞いてみたので、それは下の別記事にて紹介しています。

→ ビットコインなどの仮想通貨は損益通算できるのか?その方法を、確定申告の更正申告の際に税務所に聞いてみた。

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税務署へ更正の請求書を持参する時のポイント

ということで、あとは必要事項を記入し、添付書類を用意して、税務署に行くだけです。

税務署に行く際に、必要な物が、マイナンバーカード、もしくは通知カード身分証明書です。

それと、意外と忘れがちなのが、税務署に提出する更正の請求書のコピーです。

なぜなら、提出時にコピーの方に受付印をもらい、それを持って帰るからです。

(けど、これは無くても大丈夫です。自分がもらえないだけの話ですので。)

提出は、平日に行かなければならないので、なかなか時間が合わない人もいるかもしれませんが、そのような人は郵送でも受け付けています

ちなみに、私はほとんど待つこともなく、書類を提出し終わりました。

さて、提出したら、あとは結果を待つのみ。

恐らく処理の月が決まっているようで、2か月くらいしたら受付の通知書が届くようです。

そこから1か月くらいしたら、結果が分かるとのことでした。

かなり長いですので、気長に待ってみます。

還付金があることを祈って。

反応がありましたら、また報告したいと思います。

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→約1か月半後に、税務署より、更正通知書が郵送で届きました。

書面「平成30年度分所得税及び復興特別所得税の更正通知書」には、更正前後の額や差額の一覧や、私の場合は繰越控除も行っていたので、繰越控除の計算書も添付されていました。

前情報では、大体2か月くらいで通知書が届くとのことだったので、その通りでしたね。

次に約1か月後に来る結果というのは、 更正前後の額や差額の一覧に記載してある、減少する税額の欄で既に分かっているので、次は振り込みのお知らせがあるということでしょうか。

どのような結果が来るのか、よく分かりません。

しかし、無事に税金が還付されそうで、良かったです。

次は、還付された時に報告したいと思います。

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→ちょうど1か月後に、還付金の振込通知書が届きました。

事前の情報通り、更正通知書が届いてから、1か月で国税還付金振込通知書が届きました。

やはり、更正通知書が届いた時点で、振り込み額は決定しているので、後は還付金がいつ振り込まれるかということだったんですね。

所得税の更正の請求をしてから審査・振り込みまで、トータルで3か月くらいかかったということになります。

何より、無事に振り込まれまして良かったです!

それでは、レポートを終わります。

参考までに、個人事業主で、家で作業している方はこちらの記事も要チェック↓

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