コロナウイルスの影響で、在宅ワークやテレワークなどが導入されていますが、そこでZOOMミーティングが注目されています。
そんな私も、初めてZOOMミーティングなるものを体験したのですが、意外としんどかったので、その記録としてブログにしてみました。
恐らく、こんなことを感じる人は少ないと思います。うらやまし~。
そもそもZOOM(ズーム)って。
この記事を読むくらいなので、ZOOMについては皆さん知っているかと思いますが、一応。
スマホやパソコンからテレビ電話のように会話ができるもので、一対一から(無料版なら)百人まで同時に使えます。
ですので、セミナーやミーティングなどに使われています。
何より導入までが簡単なのがいいです。
登録など必要なく、主催者から送られてきたURLをクリックして、ズームをインストールすれば使えるので、楽ちんです。
ちなみに、こんな画面です。
この画像は2人の会話ですが、ミーティングになると顔が何個も並びます。
ZOOMミーティングしてみてしんどかった点
リアルで何度もミーティングしている仲だったので、知った顔だったのですが、何か普段と違う感じ。
何だろうか。
使用してみたら感じた困惑した点を書いていきたいと思います。
顔のアップ
先の写真でも分かるように、基本、顔のアップの画像が使われます。
顔というのは一番情報量を持っている・送っている場所で、非言語上での情報交換には良いかと思います。
しかし、そのアップされた表情が何個もあると、情報過多になり他に目を移したくなりました。
普段、人は会話中に人の表情ばかり見ないで、他を見たりすることで息抜きしていたりします。
それが、全ての顔がこちらをずっと見ているようで、見られている感というか、注目されている感というのが抜けなくて、それを感じて疲れました。
もしくは、普段だと目線で何となくその人の状態などを感知しているところに、バグが生じるような感じでしょうか。
なぜなら、画面を見ているだけでこちらを見ている訳ではなかったり、他の作業をしていたりするのに、カメラの方を見ることでこちらを見ているように見えるからです。
それを感知しようとするけど出来ないような。んー。
カメラって正面にあるので、そういう現象が起きるのだと思います。
また、自分の細かな表情まで見られていると思うと、余計に自分に意識が行ってしまい、無駄にエネルギーを使ってしまった気がします。
さらに、その自分を画面で見るという悪循環。
相手に聞こえているか分からない
これは、初めて使うことによる機器への信頼性の低さが大きな要因かと思います。
初めのうちは、聞こえているのか分からない不安が大きかったです。
何度か、「聞こえてますか」と聞いちゃいました。
普段の電話でも相手からの相づちがないと、話を聞いているのか不安になるので、それと同じかと思います。
なので、よくズームでは、相づちを大きくしましょう、リアクションを大きくしましょうなどと言われていますが、今回使ってみて納得しました。
それにしても、電話で話す以上に誰かに話しているか分からない感覚が強いです。
一対一だと違うのかもしれませんが、会議では強くそれを感じました。
誰が話し始めたのか分からない。
普段聞き慣れている声だと、顔を見なくても誰だか分かるのでしょうけど、初対面同士だと誰が話し始めたのか分からないと思います。
なぜなら、誰から声が届くのか分からないからです。
普段なら、声をする方向で口を動かしている人が、その声の主だと判断するのですが、ZOOMだと口の動きを見て判断するしかありません。
なので、挙手アイコンがあるのでしょうか。
まだ使ったことがないので分かりませんが。
たまに、音声や映像が切れる。
これは私のWiFi環境が悪かったのかもしれませんが、たまに画像が止まったり、悪い時にはソフトがダウンして再接続となったりしました。
ちなみに他の何人かも、同様の現象が起きました。
念のため、ZOOM使用中は他のネット接続を切ったり、ソフトを閉じたりして、パソコンの動きを軽くした方が良いのでしょうか。
それと、接続が切れた場合の、他の連絡手段を持っていると安心すると思いました。
家の顔と職場の顔の違い
今回は、家から会議に参加したのですが、その際の部屋と服にも注意が必要そうです。
カメラでどこを映すかによりますが、自分のプライベート空間を映すことになりかねます。
きちんと伝えていないと、家の者が映り込んだりもありえます。
ZOOMだと、背景設定で自分の背景を変えられるのですが、私の場合は背景に壁以外が映ったりしていて、上手く設定できませんでした。
できるだけ、真っ白な壁なりを自分の背景に用意した方が良いのかと思いました。
また、普通に会議ですので、職場に行く服で参加するのが良いのかと思います。
カジュアル過ぎると、仕事モードにならないというか気が入らないように思います。
自分の部屋にいる自分の画像が、自分で見えてしまうので、何やら変な気持ちです。
あまり多くはないかもしれませんが、職場の顔と家の顔を分けて使っている人は、それも困惑する1つになりそうです。
どちらも同じ顔で居られる方が良い・疲れないのかと思いますが、分けて使っている人もいるのではないでしょうか。
家で仕事する時の難しさですが、できるだけ環境から仕事モードにすることが大事そうです。
まとめ
無料だし便利なZOOMなんですけど、私はしんどい点が多かったです。
もっと、背景を工夫して服をかっちりすれば、気持ちも変わったのでしょうか。
あと、こういったマイク内蔵のウェブカメラだと、ヘッドフォンによる違和感も減り、カメラの位置をずらすことで自分を真っすぐ見ることも防げるので便利そう。
三脚も付けられるので、自由な場所を映せるのも良い感じ。
と言うか、顔を出さなくてもいいとなると変わるのでしょうけど、それだとZOOMの意味がない…。
何だか、私には映像はなしで、声とチャットだけの方が気持ちよく参加できる気がしました。
うーん、ZOOM向かない体質なんですかねー。
何度か使って慣れて行けば良いのですが。
HSPの方には以下の記事もおススメです。
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